夜半過ぎ。波止に着くと、相方は既に竿を振っており、早くも1本キープしていた。
ヒットルアーはブランカーで、現在も断続的に当たりがあるとのこと。
それならばとメタルジグ40gをセレクトし、シャクリ始めた。
口火を切ったのはエサ師だった。
アオリ狙いの生餌にヒットした形だ。
続いて相方にもヒット。
こちらはスレ掛かりだったが、明らかに時合い到来だ。
負けじとワンピッチショートジャークを繰り返すと、自分にも待望のヒット。
サイズは指4本といったところか。
上あごにがっちりフッキングしていた。
さらに相方、そしてエサ師が続く。
それにしても入れ食いモードに入った時の爆発力はすごい。
エサ師のヒットから僅か10分。
エサ師と3人で5本キープしている。
そんなことを考えていると、パタッと当たりが無くなった。
完全な沈黙。そして夜明け。
時合いを逃さないことがいかに重要か、改めて認識させられた釣行だった。